日本テレビが12月30日に、箱根駅伝を取り上げる初のゴールデン帯特番を放送することが1日、分かった。「箱根駅伝 伝説のシーン表と裏 3時間SP」(午後6時)と題し、MCをウッチャンナンチャン内村光良(59)が務める。

大会が第100回を迎えることを記念したもので、お正月に多くの人々を魅了する大会の面白さや、過去の名シーンの裏側を当時の映像などを使って届ける。

箱根駅伝の創始者、金栗四三と同じ熊本県出身の内村は「毎年、箱根駅伝はテレビで観戦していますし、予選会も観ています! 一番印象に残っているのは東洋大学の柏原竜二選手です。今井正人さんからはじまり、その後山上りで本当に凄かったのを毎年、観ていました。スタジオにゲストで出演すると聞いて、『まさか柏原選手に会えるとは!?』と思いました。収録を楽しみにしています!」と話した。

今回はそんな内村もゾッコンの2代目「山の神」柏原竜二が故郷福島も被災した東日本大震災を機に起こした行動や知られざるエピソードのほか、過去の名ランナーたちを襲った途中棄権の悲劇の裏側なども紹介。100年の歴史の中で起こった出来事を関係者の証言や再現ドラマで描くコーナーも盛り込む。また、73歳で合格した駒大を熱心に応援する萩本欽一や09年から使用されている大会中継テーマ曲を作曲した久石譲氏へのインタビュー映像なども公開される。