松本まりか(39)が1日、大手芸能事務所の研音に所属すると発表した。

松本は、同社を通じてコメントを発表した。

「この度、私、松本まりかは、2024年1月1日より研音に所属することになりました。中学生で仕事を始め24年。本当に多くの学びと稀有な経験をし、人として、俳優として、大切にしたいことが明確になって参りました。これから新しい環境で、素晴らしい景色を一緒に見ることが出来たらどんなに素敵で楽しいだろうと、期待でいっぱいです。表に立つ人間として怠ることなく、『エンターテイメントを作る側』という責任と自覚を持ち、しっかりと歩んで参ります。どうぞよろしくお願い致します。これまでの出逢いで与えてもらった宝物たちを、この先私自身が誰かに与えていけるように。心を込めて」

松本は23年5月に、映画「湖の女たち」(大森立嗣監督)で研音所属の福士蒼汰(30)と初共演&ダブル主演することが発表されていた。劇中で、福士は介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた事件を追う刑事の濱中圭介、松本は取り調べを受ける介護士の豊田佳代を演じた。人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも殺人か…。事件が袋小路に入り込むにつれ、2人は恋愛の常識を超えるインモラルでアブノーマルな肉体関係で結ばれ、溺れていく役どころを演じた。

「湖の女たち」は、22年10月から23年2月にかけて滋賀県の琵琶湖周辺を中心に行われ、当初は同11月に公開予定だったが、公開時期が今年5月に変更されていた。松本は研音に所属したことで、図らずも福士と同じ事務所所属の俳優として公開初日を迎えることになった。