ロックバンド「SOPHIA」の松岡充(52)が、「第74回紅白歌合戦」で身につけていたアクセサリーが昨年10月に亡くなったX JAPANのベーシスト、HEATHさんの遺したものであることを明かした。

昨年大みそかの「第74回紅白歌合戦」にはX JAPANのYOSHIKI(58)が出場し、HYDE、PATA、難波章浩、清春、松岡充ら11人の盟友たちとともに、スペシャルステージとして「ENDLESS RAIN」と「Rusty Nail」を披露した。

1日、松岡はX(旧ツイッター)を更新し、「YOSHIKIさんからの今回のお誘い 誰の為でも無くHEATHさんに届ける為のステージと伺い、勿論喜んで快諾させて頂きました」とステージに込められた思いを明かした。「僕は残念ながら生前お会い出来ませんでしたがご縁あって、このステージにHEATHさんのウォレットチェーンをお借りしてマイクを持つ手に巻きました。一緒に立てた気がしています」と、故HEATHさんが遺したウォレットチェーンの写真を公開した。松岡は翌2日もXを更新し、「僕をやってくれているヘアメイクさんが形見分けで頂いたHEATHさんのウォレットチェーン。今回の僕の出演の役割かなと思い、借りる事を申し出ました」と大切な形見を借りるに至った経緯を説明。「本番後、YOSHIKIさんに報告したら涙ぐんで、ありがとうと言って頂き、泣けました」とYOSHIKIに感謝を述べられたことを明かし、「ご家族の皆様も喜んで頂けたと、メイクさんから報告。よかった」とつづった。

HEATHさんは昨年10月29日に大腸がんのため55歳で亡くなった。