米歌手ブリトニー・スピアーズ(42)が新年早々、「音楽業界に復帰することはない」と宣言した。

インスタグラムに投稿したメッセージの中で、「私が新しいアルバムのために、適当な人たちに頼っているとメディアは言い続けていますが、決して戻ることはありません」とコメントし、新アルバム制作のうわさを否定した。

英サン紙が昨年末に、新アルバム制作に向けてハイパーポップアーティストのチャーリー・XCXに協力を依頼したと報じたことを受けてのものとみられる。同紙は、デビューアルバムのリリースから25周年となる今年、2016年の「グローリー」以来8年ぶりとなる新アルバムの発売に向けてレコーディングを行う予定だと伝えていた。

スピアーズは他にも昨秋に出版した回顧録「ザ・ウーマン・イン・ミー」が、自身の許可なく違法に出版されたといううわさにも言及し、「まったくのうそ」と否定。「ニュースのほとんどは、ゴミ」だと切り捨てた。

一方で、「私が書く時は、楽しむために書くか、他の人のために書く。この2年間で20曲以上の曲を他の人のために書いてきた」ともつづり、ゴーストライターをしていることなども明かしている。

スピアーズは、2022年に英歌手エルトン・ジョンとタッグを組んだ楽曲「Hod Me Closer」をリリースして以降、歌手復帰がうわさされてきた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)