歌手小柳ルミ子(71)が5日、自身のブログで、4日に亡くなった篠山紀信さんを追悼した。同期で篠山さんの妻の南沙織さん(69)を気遣うコメントも寄せた。

ルミ子は「偉大なる写真家篠山紀信さんが亡くなられました」と前置きし「私も何度も先生に撮って頂きました」と紹介。「撮影が始まると 被写体である私を褒めて 褒めて 褒めちぎって下さりとても良い表情で紀信さんの前に立つ事が出来ました」と撮影シーンを回想し「正に 激写でした」と篠山さんの代名詞をあげてつづった。

続けて「紀信さんの奥様は私と同期であり私と同じ誕生日7月2日生まれ(私より2才下)の南沙織ちゃんです」と紹介。「『ルミちゃん 私結婚するの』『えーっ?!誰と?!』『篠山紀信さんと』」と79年の結婚時の沙織さんとの会話をを記し「沙織ちゃんから打ち明けられた時は驚いたものです」と振り返った。

ルミ子は「沙織ちゃん大丈夫ですか?沙織ちゃんの事が心配です」と呼びかけると「今は沢山泣いて 泣いて 泣いて良いのですよ」とコメント。「どうか気を強く持ってこの悲しみを乗り越えて下さい」と呼びかけ「沙織ちゃん 頑張って」と繰り返した。

最後は「偉大な芸術家 篠山紀信さん 心よりお悔やみ申し上げます」と結んでいる。

南さんは71年のデビュー曲「17才」が大ヒット。日本のアイドルの草分け的存在とされ、78年に芸能界を引退。翌79年に篠山さんと結婚した。