女子プロレスラーでタレントのジャガー横田(62)の夫で医師の木下博勝氏(55)が11日、インスタグラムを更新。ダウンタウン松本人志(60)と、疑惑を報じた「週刊文春」側との裁判について、自身の経験から「文春側が、絶対的に有利です」と私見を述べた。

木下氏は、松本と文春との裁判をめぐり「弁護士たちの歯切れの悪いコメントに、??な気持ちです。名誉毀損の裁判で判決まで戦った事無いのかな?」と疑問を呈し、「文春との裁判経験者として、勝訴した者として一言申し上げます」とした上で「文春側が、絶対的に有利です」との見方を示した。

その理由として「もし、今回の記事にある女性方が、万が一嘘を言っていたとしても、文春が勝ちます。理由は、真実だと記者が信じる理由があったと主張すると予想するからです。文春側は、顧問弁護士も超強いですし、取材がいい加減であったと松本さん側が証明するのは、ほぼ不可能だと考えます。僕は判決まで2.5年かかりました。松本さんは判決まで行くなら、それ以上かかると思います。つまり、松本さんが全く事実無根であったとしても、それは明らかになるかもしれませんが、裁判で文春が負ける事は無いと、現状は考えます」と説明した。

松本をめぐっては、昨年12月27日発売の「週刊文春」が15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じたが、所属吉本興業は同日、報道を完全否定し法的措置を検討していくなどとしていた。今月8日、吉本は松本の活動休止を発表。松本から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい」旨の申入れがあり、「当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示された」などとした。