21日に76歳で亡くなった紙切り芸の第一人者、林家正楽さんは、本年度の「第40回浅草芸能大賞」の大賞にも選ばれていた。3月16日には、浅草公会堂で行われる授賞式に出席し、記念公演として紙切りも披露する予定だった。

主催する台東区芸術文化財団によると、正楽さんの大賞受賞は変わらず、授賞式も行うという。式の内容については調整中とした。

浅草芸能大賞は、大衆芸能の奨励と振興を図ることを目的に1984年(昭59)に創設され、東京を中心に活動する芸能人に贈られる。