「こどもごちめし」を運営するNPO法人Kids Future Passport(キッズ・フューチャー・パスポート/代表理事:今井了介)は、は、子どもの貧困を解決するため全国で急増する”こども食堂”の課題解決を行うため、子どもたちの食事代と、体験学習を兼ね備えた「子ども食堂イベント」の開催支援を目的としている。資金は、子どもたちの食事代やイベント開催費用に充てられる。

現在、国内の子ども(17歳以下)の7人に1人が”相対的貧困”状態にあり、十分な食事を食べることができなかったり、また心の健康や醸成までも危ぶまれていると言われている。

その中でもひとり親世帯の相対的貧困率は48.1%と非常に低く、また孤食の問題もある。そのため、子どもたちが食事を食べられるように、そして1人ではなく誰かと食事を食べられるよう、全国各地で「子ども食堂」が急増している。

子どもたちへの支援を目的として立ち上がった「子ども食堂」だが、多くの飲食店が運営上の課題に直面している。特に、これらの食堂が抱える主な問題は以下の通り。

1.資金の確保:子どもたちへ無料で提供する食事のコストは、運営する飲食店が負担しており、継続的な資

金の確保が難しい状況。

2.人手の不足:ボランティアに依存しているため、安定した人手の確保が難しい。

3.定期的な開催の困難さ:子ども食堂は毎日ではなく、月に1度や週に1度の開催が一般的で、子どもたちに安定した支援を提供することが難しい状況。これらの課題に対応し、子どもたちに継続的かつ安定して美味しい食事と有意義な体験を提供するため、KFPは、子どもが飲食店で食事をする際の食費と、体験型イベントへの参加費用を支援するプロジェクトを立ち上げた。

今回のクラウドファンディングを通して、子ども達に6,000食を届けることを目指す。次に20,000食提供、そして、将来的には40,000食提供とイベント開催を行い、子どもたちへ体験プログラムの提供を目指す。

クラウドファンディング概要の詳細はホームページで。