とんねるず木梨憲武(61)と奈緒(28)がダブル主演を務める、カンテレ、フジテレビ系「春になったら」(月曜午後10時)の第4話が5日に放送され、平均世帯視聴率が5・5%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から7・2%、5・8%、5・8%だった。

平均個人視聴率は3・1%で、第1話から4・2%、3・3%、3・3%だった。

▼第4話あらすじ

「結婚のことは、いったん待ってほしい」--。雅彦(木梨)が“死ぬまでにやりたいことリスト”をかなえていくにつれ、それがまるで死へのカウントダウンのようでつらさが募る瞳(奈緒)は、新しい家族を作るより、今は雅彦のことだけを考えたいと、一馬(濱田岳)に正直な気持ちを伝える。しかし、偶然出会った阿波野(光石研)から自分の幸せも考えてほしいと諭され、その言葉に一瞬、一馬の顔が思い浮かぶも、やはり自分のことを優先する気にはなれない。一方、ショックを受けながらも瞳との結婚をあきらめきれない一馬は、あることを決意する。

自分のことはさておき、まずは雅彦の願いをかなえようと考えた瞳は、やりたいことリストの三つ目、「神(じん)に謝る」を実行するため、雅彦の同級生だった“神健一郎”を見つけ出す。しかし、当の雅彦は神に会うのが怖くなったと言い、聞けば中2の当時、好きな人をめぐって雅彦が親友の神を裏切ったのだという。長年抱えていた後ろめたい気持ちを払拭するべく、瞳に背中を押された雅彦は、喫茶店を経営している神のもとを訪ねる。

久しぶりに会った神は、客が雅彦だと分かった途端、顔をこわばらせ、雅彦のことをまともに見ようとしない。さらに、48年前のことを謝るかつての親友に、「謝らなきゃいけないのは僕の方だよ」と言うが、雅彦には身に覚えがなく…。