タレント優木まおみ(43)が13日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演し、15年の性的行為強要疑惑を報じられ、「週刊文春」を発行する文芸春秋などを提訴したダウンタウン松本人志(60)について言及した。

優木は「事実はもちろん分からないですけど、これから争われることですけど、お酒の場合の度を超えるような遊び方っていうものに、私も女性として個人的にガッカリはしたけども」と切り出した。

そして「芸能界に私も20年以上いて、松本さんのモラハラとかパワハラとかっていうのを現場で聞いたっていうことはないんですよ。セクハラにしても」と語った。

さらに「そういうふうに思うと、ジャニーズの問題とか、宝塚のいじめの問題とかとごっちゃにして扱われること自体が、違う問題なんじゃないかってすごく思う。社会的なことにすり替えて、事を大きくしてるんじゃないかなっていう感覚もすごくある」と続けた。

松本をめぐっては昨年12月27日発売の「週刊文春」が15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じたが、所属する吉本興業は同日、報道を否定。1月8日、松本は活動休止を発表し、同22日には、同誌を発行する文芸春秋らを、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償などを求め提訴したことを発表した。松本の代理人弁護士は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はない」などとコメントしている。