シンガー・ソングライター長渕剛(67)が1日、インスタグラムを更新。「私に向けた刃ならいつでも立ち向かう」と思いをつづった。

長渕は「何も知らない人間が虚構を切り刻み、貼り付け そして汚い金になる。そんな社会が確かにある」と意味深長に書き出し、「私に向けた刃ならいつでも立ち向かう。なぜなら自尊があるからだ。何かあるならば私の名前を叫んでこい。自分を見失わせる恐ろしい社会になったけれど 切り刻まれようとも 私は立つ。今日私はここに立つ」と、ビーチで撮した写真を添え、熱い思いをつづった。

長渕は先月3日、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハックー」に出演し、かつて自身に関することでマスコミに追われるなどし、誹謗(ひぼう)中傷を受けるなどした件を回想。「今でも誹謗中傷で亡くなる方がいるんだけど、人の心を踏みにじったように事実だけをかき立てて、真実をしゃべれないように封じ込めてしまうみたいなね…そういう暴力よりも強烈なもの。これがですね、やっぱり僕は悔しいけど涙が出ました」と話し、「それぐらいにマスメディアっていうものが卑劣であり、また死にたくなるような、人の心の中に突っ込んでくるようなものであったことは事実ですね」などと語っていた。