オードリー春日俊彰(45)、どきどきキャンプ佐藤満春(46)、日向坂46松田好花(24)出演の日本テレビ系旅番組「春日ロケーション」シーズン2の長野・軽井沢編が8日からHuluで配信される。

今回も春日と佐藤の地元銭湯での入浴シーンのほか、観光地にもなっているショッピングモールでのコーディネート対決、地元ケーブルテレビ局訪問など盛りだくさんの内容に。プロデューサー役の春日による厳しい予算制限の中で繰り広げる3人のゆるやかな珍道中が人気を集めている。

このほど3人は取材に応じ、軽井沢編の魅力を語った。春日は「日テレを代表する旅番組にしたい」と力を込め「視聴者の方が見たあとに我々のルートをたどってみたいとなるのが理想です。(佐藤と松田の)2人の持っている笑いの哲学を、バラバラに見えてバラバラでないですし、根底には同じ部分がある。2人と一緒に新しい旅番組の形を届けている番組ですね」と語った。

道中ではこれも恒例となっている3人のゲーム対決もある。今回はカーリング対決などを行う。佐藤はあることをきっかけに春日が松田の頭をたたくシーンを挙げ「ぶったたかれていたよね。あれ事務所に訴えようぜ」と振り返り、松田は「普通に痛かった」としつつ「その痛さが私はうれしかったです。遠慮していない感じがまたうれしかった」と語った。

指摘を受けた春日は「私は普通に被害者」と言い「サトミツ(佐藤)は見てないからわからないかもしれないけど、私の目の前に頭を突き出してたから。どうにもならないと。誘い込まれました」と振り返った。

松田は「そこまで計算はしてない」と笑い「でも、あれを見て私のファンの方が批判したりするのはやめてほしいなと思いますね。むしろ喜んでやっていますということで」とフォロー。春日は「本当だったら春日さん、災難でしたねというところですよ。あれはわなだから」と止まらず、佐藤が「スローでね、頭突き出しているか検証してほしいね」と語って決着した。

「春日ロケーション」は昨秋にHuluなどで公開したシーズン1が話題を呼び、地上波昼帯などでの特番放送なども実現。学生時代にTVプロデューサー(P)を目指していた春日が、独自の手腕で限られた予算をやりくりして各地をめぐる新感覚旅番組で、シーズン1では熱海、浅草、河口湖をめぐり、シーズン2第1弾では箱根編を放送した。

松田は日向坂46メンバー、佐藤らはハマカーン浜谷健司や水卜麻美アナから番組について声をかけられるなど反響も感じている。地上波レギュラー化も狙っており、春日は「場所もそうですし、今後もいろんなことをやっていきたい。ゆくゆくは年末とか夏に宝くじを買う企画とか」と展望を口に。

佐藤も「どんな場所でも成立する番組にしていきたいですし、海外編とかも目標にしたい。予算を確保すべく、プロデューサーにも頑張ってもらって」と力を込めた。

松田は「佐藤さんや私がプロデューサーとしてのスタイルも楽しそう」と提案。春日は「んー、それはないですね」と即却下したが、佐藤は「テイスト変わりそうで良いじゃん?」と食い下がり、松田が京都編、佐藤が町田編とそれぞれ地元での撮影を提案。松田は「案内したいですし、納豆を作りたい」と熱望したが、春日は「納豆作りに行ってさ、どこで我々風呂に入るのよ」と突っ込み、笑いを誘った。

○…「春日ロケーション」は昨春終了の「スッキリ」チームの制作。放送作家としても活躍する佐藤は企画考案から関わっている。現在「DayDay.」なども手がける柏原萌人プロデューサーは「演出の八重沢さんや佐藤さんと共に立ち上げました。スッキリが終わってしまい制作に熱量のある仲間たちと何か一緒に仕事をできればと思い、Huluに企画書を持って直談判しに行きました(笑い)」と実現の背景を明かす。昨年9月の配信開始からHuluやTVerでの配信、深夜での特別編の地上波放送を続け、反響を受けてシーズン2も実現。「春日さんが真ん中にいて、大親友のサトミツさん、2人とも関係が深い松田さんの3人の織りなすゆる楽しい空気感が魅力の番組です!準備は大変ですがチームのみんなが頑張ってくれていて、自由な空気で和気あいあいと撮影が進んでいます。Huluオリジナルから生まれたコンテンツで日本テレビの中では珍しい番組ですが、配信、地上波のどちらでも違う顔をみせながら戦えるような2軸で戦えるハイブリッドなコンテンツのモデルケースにできればと思っています」と意気込んだ。