米女優ナタリー・ポートマン(42)が、約11年半連れそった振付師で演出家の夫ベンジャミン・ミルピエ氏(47)と離婚していたことが明らかになった。

米ピープル誌によると、ポートマンは昨年7月に離婚を申請し、先月離婚が成立していたという。ポートマンの代理人が、同誌に離婚を認めている。映画「ブラック・スワン」(10年)での共演がきっかけで交際に発展し、12年8月に結婚した2人には、12歳の息子アフレ君と7歳の長女アマリアちゃんがいる。

家族でフランスで暮らしていたポートマンは、フランスの裁判所に離婚を申請していたという。ポートマンは今年に入って、米ウォール・ストリート・ジャーナル誌のインタビューで、「2人の子どもとパリに住んでいる」と話し、夫に言及しなかったことから離婚が成立した可能性が取り沙汰されていた。

ミルピエ氏は昨年5月に環境活動家の20歳以上年下の女性との不倫が発覚し、別居していることが伝えられていた。同氏はポートマンに謝罪してやり直そうと努力していると報じられ、実際にその後は家族で一緒にいるところが何度か目撃されてきた。関係者によると、2人は当初から子どもたちが生活の変化に適応できるよう手助けすることを最優先しており、昨年は家族として一緒に過ごすことも多かったという。「2人は本当に子どもたちを愛しており、共同でできる限り最高の子育てをすることに集中している」と語っている。

ポートマンは、今年に入って行われたゴールデン・グローブ賞授賞式などハリウッドのイベントでは、結婚指輪を外して単身で出席していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)