演歌歌手徳永ゆうき(29)が、10日放送のフジテレビ系「千鳥の鬼レンチャン」のスペシャルに出演し、9日に一般女性と結婚したことを発表した。

楽曲のサビを音程などを外さずに10曲連続で歌いきると100万円を獲得できる「サビだけカラオケ」に挑戦。スタッフが“極秘情報”として「3月9日に入籍されるんですよね?」とバラされる形での発表となり、徳永も「もう知ってんだ…はい」と苦笑いしつつ「結婚させていただきます」と報告した。「10レンチャン達成したらご祝儀…」とMCの千鳥らに懇願したが、結果は6曲目で失敗した。

放送での発表後、コメントも発表。直筆で「私、徳永ゆうきは一般女性の方と入籍させていただきましたことをご報告させていただきます。お互いに歌が好きで、私の仕事にも理解があり、一緒に過ごしていて波長が合う方で、いつもそばで支えてくれて一喜一憂してきました」と報告した。

さらに「これからは2人で協調運転で常に明るく楽しい高速進行な家庭を築いていきます」と大の鉄道マニアらしくつづりつつ「まだまだ未熟ではありますが、より一層成長できるよう感謝の気持ちを忘れずに大好きな歌を届けていきたいと思います。今後ともご指導鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願い致します」とした。

徳永は13年11月にデビュー。演歌歌手としての活動だけでなく、趣味は「撮り鉄」の大の鉄道マニアとしても知られ、バラエティー番組にも数多く出演。役者としても活動し、NHK連続テレビ小説「エール」(20年)、「カムカムエヴリバディ」(22年)では、ひなた(川栄李奈)の同級生で、同じ商店街の荒物屋の息子赤螺吉之丞(あかにし・きちのじょう)役を演じ、話題になった。

「千鳥の鬼レンチャン」には、番組開始の20年から複数回出演。「サビだけカラオケ」では、千鳥からいくどとなくイジられるなど、愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターで親しまれている。

◆徳永(とくなが)ゆうき 1995年(平7)2月20日、大阪府生まれ。幼少期から演歌、歌謡曲を歌い、12年の「NHKのど自慢 チャンピオン大会」でグランドチャンピオンを受賞。13年11月、「さよならは涙に」でデビュー。14年には「第56回日本レコード大賞」新人賞受賞。趣味は鉄道撮影で、特技も車掌ものまね。血液型A。