フリージャーナリストの木村太郎氏(88)が24日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後10時)に出演。ドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を、違法なスポーツ賭博に関与したとして契約を解除したことについて言及した。

木村氏は水原氏の賭博内容を危険視した。「大谷さんは刑法的には問われないかもしれない。MLBの規約上は危ないんですよ」と切り出した。「例えば、水原氏が(大谷の古巣)エンゼルスに関わる試合に賭けていたとすると、大谷さんは永久の出場禁止になる」と私見を述べた。調査機関として、日本の国税庁にあたる「IRS」(アメリカ合衆国内国歳入庁)が乗り出したといい「ものすごい怖いところが捜査を始めた。これはメキシコのギャングまで捕まえちゃうようなところだからね。これがやり始めたっていうことは、見通しが相当あるんじゃないか」と説明した。

水原氏は野球を除く全てのスポーツの違法賭博で借金を作っており、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が胴元に送金された容疑がかけられ、20日付でドジャースを解雇されていた。