性暴力被害を受けた過去を告白した元女優の若林志穂さん(52)が28日、X(旧ツイッター)を更新。SNSを一時休止する意向を示した。

「少し『X』から離れようと思います」と書き出し、「自分は穏やかに優しい気持ちで暮らしたいです。人から受けた恩を忘れたくないです。争い事はしたくありません」と理由を説明。「1日で復活出来るかもしれませんし、1ヶ月かかるかもしれませんしそれはわかりません。皆様と又楽しい時間を共有出来る日を楽しみにしております」とした。

若林さんはこれまで、過去に性被害を受けたことや、芸能界での悲しい体験などについて告白し、一部から誹謗(ひぼう)中傷を受けている。また、25日の投稿では、芸能界で活動していた時代にダウンタウンの松本人志から励ましの声をかけられたとして、「私は真実は分かりませんがどんな結果になろうとも『頑張って下さい!』」とエールを送り、さまざまな意見が寄せられていていた。

若林さんは、13歳当時の84年の小泉今日子主演映画「生徒諸君!」で正式デビューし、90年代にTBS系ドラマ「天までとどけ」の長女役で人気を獲得。09年5月に所属事務所から契約解除され、芸能活動を引退していた。現在は「脊柱管狭窄症」や「複雑性PTSD」を患い、障害年金や生活保護を受給していることも明かしている。