お笑いコンビ、とろサーモンの久保田かずのぶ(44)が29日、東京・六本木のテレビ朝日本社で、「バラバラ大作戦」4月新番組&「夫が寝た後に」昇格発表記者会見に、ウエストランド井口浩之(40)らと出席した。

久保田は27日に「覚悟してるよ。問題作?どうぞどうぞ」とつづり、自身のYouTubeチャンネルの動画「春よ、来い feat.Kota Nakayama&Kazunobu Kubota」を投稿。4分35秒の動画内では、久保田とピン芸人の中山功太(43)が、「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、真偽を明らかにする裁判に注力するため1月から活動休止中のダウンタウン松本人志(60)の騒動についての思いの丈を披露し、これを松本がX(旧ツイッター)でリポストしたことが話題となった。

動画内で、久保田は寝転がりながら中山と松任谷由実の「春よ、来い」の旋律に合わせ、松本問題について熱く語ったラップを披露。「真実は薄っぺらい紙の向こうで 厚かましい顔で無恥な勘繰りや監視よりも感じろ 関係もつながりもねえのに肯定や否定 不幸いじり倒したり 臆測でご丁寧に肯定? 真実は法廷」などのリリックを歌い上げている。

久保田は井口との共演に「井口とだったら一緒に死ねますよ」などと発言すると、井口は「昨日の今日で話題を振りまいている人なんだからやめてください」とコメントした。

続けて、井口が久保田に「M-1の先輩ですし、通じるところもあったりして非常にうれしいし心強いという面もある」とした上で「いざとなったら、そっと去ろうと。切り離せるようにしておいた方がいいかなと。収録してこれほどとんでもないとは」と話すと、久保田は「もう遅いよ、絡み付いているよ、お前に」と笑わせた。

「バラバラ大作戦」は同局で20年10月から放送されている平日深夜のオムニバスバラエティー番組。豪華出演者と若手クリエーターがタッグを組み、地上波の枠にとらわれない展開で大反響を獲得している。

久保田と井口は4月から、バラバラ大作戦の新番組「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2時34分)がスタート。同番組は2人が本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティー番組。

昇格には視聴率だけではなく、動画配信サービスでの再生回数も必要だと聞くと、井口は「切り抜き動画も大事。キラーワードが切り抜かれてバズれば」と力説した上で報道陣に「久保田さんが言ったことは久保田さんが言ったという事にしないと、僕にも責任が出てくるので、皆さん、ちゃんと主語を書いてくださいね」とお願いした。