東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦(57)が12日、インスタグラムを更新。電子顕微鏡設計の第一人者だった父の死去を報告した。

谷中は「父の四十九日を終えました」と報告。「父は電子顕微鏡の技術者、研究者として、独自のレンズを開発。業界では谷中レンズと言われるほどのものを作り上げ、晩年は東大の研究室で教えたりしていました」と功績を記し、父の若かりし日の写真もアップ。「自分の子供の頃から海外で講演したり、外国の有名企業からの引き抜きを断ったりw 父が己の信じる道を貫く姿勢は、自分に多大な影響を与えてくれました。生涯を通じて俺がコンプレックスを感じ続けるほど、尊敬する父です」とつづった。

「仕事をリタイアした後は、今まで一切やって来なかった家事に従事し、朝から近所でみどりのおじさんも楽しんでやっていた父。他界するまで一切揺るがなかった母への一途な愛情も、自分たち家族に安心と幸せを与えて余りあるものでした」としのび、「お父さん、お疲れ様でした! これからもずっと尊敬し続けます。見ていて下さい、俺は楽しんで貰えるように、これからもっともっと頑張ります」と亡き父に語りかけるようにつづった。