国際弁護士の湯浅卓氏(68)が21日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の銀行口座に不正アクセスし違法賭博胴元に送金したとして元通訳・水原一平容疑者(39)が銀行詐欺容疑で訴追された件について、米国における最新情報などを解説した。

湯浅氏は水原容疑者と胴元マシュー・ボーヤー氏とのメールのやりとりにおける、互いの「呼び名」に注目。胴元ボーヤー氏の上に「GOD」という存在がいるのでは、との見立てを示した。

湯浅氏は「GODの存在というのは、ゴッドファーザーより上のGODということです」と説明。互いのメールにおいて、水原容疑者はボーヤー氏のことを「bro=ブラザー」と呼び、一方のボーヤー氏は水原容疑者のことを「bud=小僧」と呼んでいたと報じられていることを紹介した。

そして「(GODの存在を推察するのは)なぜかというと、ボウヤーを水原容疑者は”ブラザー(bro)”と呼んでいた。”ブラザー”というのは”死ぬまで一緒”ということです。容疑者は”ブラザー”って言ってるのに、こっち(ボーヤー氏)は”bud”と言っているんです。budは”小僧”の意味なんです。なんで小僧というふうに呼びつけにしていたかというと、実はこのやりとりを裏で、”GOD”と呼ばれるような超大物が業界的に見ていた可能性があるので、ボーヤーが”GOD”に気配りして、(水原容疑者のことを)”小僧”と呼んでいたというふうなことが推察されます」と見立ての理由を説明した。

MCの爆笑問題太田光が「(GODは)誰なんですか?」と単刀直入に聞くと、湯浅氏は「それを知ったら…私はここにいません」と答え、スタジオを騒然とさせた。そして「”ライオン”(HSI=米国土安全保障捜査局)が戦えるかどうかというくらいの黒幕ですよね。ライオンでないと戦えない」と続けた。