芸能事務所タイタンの太田光代社長(59)が24日、日刊スポーツの電話取材に応じ、タクシー運転手とのトラブルが報じられたお笑いコンビ、ウエストランド河本太(40)について謝罪した。「タクシーの方にご迷惑をかけました。本当に申し訳ありません」と話した。23日夜に「文春オンライン」が、JR品川駅付近で20日、タクシーを待っていた河本が運転手とトラブルになったと報じていた。

光代社長によると、河本は20日夜に乗車拒否されたと勘違いしてタクシーの車体を蹴り、降りてきた運転手ともみ合いになった。当時、酒を飲んでいた河本だが、歯が折れるなどのけがを負った。その後、駆けつけた警官に2人とも連行されて事情聴取を受けた。話し合いの結果、事件とすることなく、双方が納得する形で収めたという。

22日には相方の井口浩之(40)と共に呼び、事情聴取した上で厳重に注意した。「今回はけんか両成敗ということで納得していただきましたが、芸人なんだからこういう騒ぎを起こしてはダメ。きつく叱りました。本人も反省して『もうお酒は飲まない』と誓いました。現在は顔に傷がある状態なので仕事を休ませていますが、治れば復帰を考えます」と説明した。

これまで、2人の仕事のギャラは折半。1人での仕事でも売れっ子の井口の恩恵を河本が受けていたが、取りやめることになった。光代社長は「甘えちゃいけない。これも愛のムチです」と話した。