上方落語協会の次期会長候補者選挙が26日、大阪市の天満天神繁昌亭で行われ、現会長の笑福亭仁智(71)が候補者に選ばれた。会長任期は2年。ここまで3期務めており、5月の理事会で承認されれば4期目に入る。

今年の選挙では、18年に「勇退」を宣言した前会長の桂文枝(80)が、京都での劇場建設に意欲を示して票が集まる異例の展開となったが、仁智が僅差で再選を果たした。