FANTASTICSが6日、サンドーム福井でアリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2025“BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU-」初日公演を開催した。

2度目のアリーナツアーが華々しく幕を開けた。この日はツアーのテーマ曲「BFX」で幕を開け、世界(34)は「この福井の空気を自由にグルービーに変えていいですか?」、佐藤大樹(30)は「今日しかできない思い出を作る準備はできていますか?」とあおり、FANTARO(ファンの総称)の大歓声を誘った。

この日は2月発売のミニアルバム「Dimensional Bridge」収録の「ポケット」「SYNERGY」や5月配信リリースの「運命なんて」を初歌唱。さらにこの公演で解禁となった「BUTTERFLY EFFECT」など全34曲を披露。7月にさいたまスーパーアリーナで3日間開催したライブでできなかったという曲も披露し、中島颯太(25)は「あの時の演出をさらにパワーアップさせて、『BUTTERFLY EFFECT』とも絡めた。そういった意味でつながっていると思います」と語った。

中盤にはメンバー1人1役、FANTASTICSではなかった人生の設定で描いたショーを、楽曲に合わせて披露。八木勇征(28)はピアノに初挑戦し、「味わったことのない緊張感を経験する。皆さんにも伝わると思いますけど、すごくいい演出に仕上がりました」と胸を張った。

20年に開催予定もコロナの影響で中止となった初のアリーナツアー初日公演の開催地だった福井で幕を開け、八木は「ようやくここでライブができることにすごく喜びを感じています」。さいたまスーパーアリーナ3日間を経て、立派な羽を広げたチョウに羽化した。新たな羽で福井の地で風を起こし、佐藤は「目指す先はドームです」。結成当時から掲げてきた夢に向かって“翔”び立ち、ファンとともに大きな風を巻き起こす。【野見山拓樹】