歌手木村徹二(34)が14日、東京・中央区の日本橋三井ホールで公演「LIVE3+ワン 完売!みなさまのおかげですSP~アイアンファミリーバレンタインに再集結~」を開催した。昨年11月に行った「LIVE3」の追加公演で、約700人が集まった。

前半で、今月11日発売の新曲「風神雷神」をコンサート初披露した。徹二が風神の衣装で、雷神の衣装は同曲を作詞作曲し、プロデューサーも務める兄の木村竜蔵(37)が着用してステージを盛り上げた。

開演前に兄弟で取材に応じた。

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-今の気持ちを

徹二 最初は兄弟でポップスデュオ「竜徹日記」で歌っていたが、22年11月に「二代目」でソロデビュー。4年目に入り、少しずつ1人で歌うのに慣れてきた。心に余裕ができて、お客さんと楽しむ余裕が出てきた。今日は楽しみたい。

-今日のバレンタインデーにちなんだ演出は何かありますか?

自分の存在がバレンタインデーです(笑い)。特別なことはないが、しいて言えばカバー曲のスペシャルコーナーで「恋」の曲を3曲歌います。(安全地帯「恋の予感」、小林明子「恋におちて」、鈴木雅之「恋人」)。それが恋愛の要素です。

-新曲「風神雷神」をステージ初披露します

徹二 演歌の王道の力強さを前面に押し出した曲です。今年1年を通しての勝負曲。男らしく進むさまを見てほしい。

竜蔵 徹二は3年かけて培ってきたものが、鮮やかに咲き始めています。

-新曲のミュージックビデオ(MV)はアニメ風のタッチです

竜蔵 「風神」と「雷神」は現実的でないモチーフ。実写で表現するのが難しく、アニメという提案をもらった。演歌では全編がアニメというのは見たことがなかったので面白いと思いました。MVに英語の訳詞テロップが付いているのは、日本の演歌をもっとアップデートすることを目標にしているから。「風神雷神」という日本特有のものを描いた曲なのでぜひMVを見て聞いて欲しい。

-バレンタインデーの思い出は?

徹二 小学校の時です。家の玄関には不在の時に送られた荷物を入れるボックスがあった。そこを見る習慣はあまりなかったけど、見たらチョコがあった。気付いたのは3月14日。当然、食べられない状態。その日のうちに、くれた子にお返しはしたが「おいしかった」と言った。それが初めて女の子についたうそでした。

-モテエピソードをお願いします

徹二 兄と同じ中学校に入ったんですけど、僕が入る時に3歳離れの兄は高校に上がった。必然的に彼の後輩は僕の先輩にあたる。最初のホームルームでドキドキしていたら、教室の外に女の子の群れがいて、ホームルームが終わったら僕のところにバーッと来た。自分がもてたのか思ったけど全員が木村竜蔵のファンで「お兄さんの写真が欲しい」と。20人ぐらいからインスタントカメラを渡されて、家で撮影会をして全員に返したのを覚えています。

-あらためて新曲について

徹二 昨年11月のコンサートで、今回の新曲発売を発表した。兄貴が「ふんどし演歌」と言ったので、木村徹二の次の曲は「ふんどし演歌」だと広まった。今日はふんどしを着ないといけないと思ったが、何とか服を着させてもらえて良かったです(笑い)。