女優生見愛瑠(23)が24日、都内で、映画「君が最後に遺した歌」(3月20日公開、三木孝浩監督)完成披露試写会舞台あいさつに、主演するなにわ男子道枝駿佑(23)らと出席した。

同作は作家一条岬氏の同名小説が原作。歌をつくる時間を通してひかれあいながらも、運命に翻弄(ほんろう)される男女の10年にわたる恋を描くラブストーリー。生見は聴く者をひきつける歌唱力を持ちながらも、文字の読み書きが困難な「発達性ディスレクシア」を抱える遠坂綾音を演じる。

役を演じるため、ロックバンド「東京事変」メンバーで音楽プロデューサーの亀田誠治氏(61)の元、ゼロから歌とギターを学んだ。「全く未経験だった」とし、「教えていただいて作品に挑むというのは初挑戦でした」と明かした。

演じる綾音はプロ級の才能の持ち主。そこに近づけるため、役作りの期間は約1年半に及んだ。それでも「足りないですよね。あっという間でした」。

亀田氏は「どんどん上昇カーブを描いて良くなっていったけど、頑張っているところ見せないんですよ」とほほ笑んだ。

その結果、最高のライブシーンができあがった。三木監督は撮影現場で泣いたという。

だが生見自身はそのシーンについて「集中しすぎて、本当に記憶があんまりなくて…」という。「だから完成したのを見て、こんな表情をしてたんだって、自分でもびっくりというか新鮮な時間でした」と振り返った。