元バレーボール日本代表で“初代リベロ”の西村晃一(52)がマルチカムARなどの最新映像技術を駆使したビーチバレーボール大会「DIG CUP」を3月14日、15日に東京・立川市のTACHIHI BEACHで開催する。11日までに自身が代表を務める株式会社ウィンズが発表した。

かつて全日本の“世界のリベロ”として名をはせ、現在も現役ビーチバレーボール選手として活躍する西村が、「モンスターストライク」など多くのコミュニケーションサービスを手がけるMIXIと協力して行う大会。MIXIが自社開発したマルチカムAR技術のほか、国内のビーチバレーボール大会としては初となる、動画配信サービスU-NEXTおよびMIXI公式YouTubeチャンネルで同時配信する。

昨年10月にはD2Cスポーツアパレルブランド「DIG(ディグ)」をローンチするなど、これまでも数々の大会やイベントプロデュースを仕掛けてきた西村は「ビーチバレーの魅力をより広く届けるには、映像表現の進化が不可欠です。今回、MIXI社のテクノロジーとの融合により、砂上の熱量を可視化できることに1人のプレーヤーとして大きな可能性を感じています。本大会が、選手やファンの皆さまと共に、競技の未来をつなぐ一歩となることを願っています」とコメントした。

試合では砂上の熱戦にポップなAR演出やリアルタイムのAI解析データを融合。競技の迫力を視覚的にわかりやすく伝えることで、ファンはもちろん、初めて観戦する方にもエキサイティングな体験を提供する。

マルチカムARでは、複数カメラが切り替わっても、バーチャルオブジェクトや広告がコート上に自然に存在し続ける一貫した視覚体験を提供する。AIボールトラッキングでは、試合中のボールをリアルタイム追跡し、軌跡を視覚化するリプレイ演出を行う。バイタルデータ(スポーツコーダー)では選手に装着した心拍数センサーのデータをリアルタイムでグラフ化。試合の緊張感を可視化して伝えていく。

また、MIXIの村■(■は瀬のオオガイが刀の下に貝)龍馬取締役もコメントを発表。「スポーツ映像は、IT技術によって『わかりやすさ』と『熱狂』を同時に高められる領域です。今回の取り組みは、観戦体験そのものを作り変える挑戦です。初めて見る方には試合の流れが直感的に伝わるAR演出を、競技を深く知るファンの方にはボールの軌跡や選手の心拍数といったデータを通じて、これまで見えなかった試合の“内側”をお届けします。技術の力でスポーツの『見る楽しさ』を拡張し、競技と人、人と人が心でつながる瞬間を創り出してまいります」とした。

イベントは、プロ選手による2人制の公認大会と、一般参加型の4人制大会を同時に開催する。会場内には特設ステージを設け、アーティストによるライブやダンス、DJなどを組み合わせたコンテンツも展開予定という。