男性3人組ユニットw-inds.が4日、神奈川・パシフィコ横浜で全国ツアー「Another

 World」横浜公演を行った。その中でボーカル橘慶太(24)が、サッカーW杯南アフリカ大会に出場したFW岡崎と、またコーラス・ラップの千葉涼平(25)が同DF中沢とメール交換した話を披露した。

 橘は6月24日の1次リーグ・デンマーク戦で、岡崎がゴールを決めたのを見て「ナイスゴール、おめでとう。いろいろ大変だけど頑張って」とメールを送った。すると岡崎から「大変なのは、つきものですよ。これを乗り越えたら上に行ける気がする。僕も頑張るので、慶太くんも頑張って」と返事が来たという。

 w-inds.は04年に、全国高校サッカー選手権の主題歌「夢の場所へ」を歌った。岡崎は同年、滝川二高(兵庫)の3年生として選手権に出場。2回戦で現在日本代表で同僚のMF本田率いる星陵高(石川)と対戦し、3-4で敗れた。その試合で岡崎は1点、本田は2点決めている。高校サッカーでの縁もあり、橘がテレビ番組に会いたい人として岡崎を呼んでから親交が続いている。橘は「W杯で点を決めたすばらしい選手から、頑張ってと言われたら頑張るしかない」と喜んだ。

 また上海で行われた「ジャパンデー」に歌手として出席した千葉は、6月14日のカメルーン戦を日本代表のユニホームを着て観戦し、その写メールを以前から親交のある中沢に送った。すると「代表のユニホーム来ていて、イケメンですね」と返事が来たという。

 そんな楽しいトーク込みで、3人はアンコールを含め全20曲を熱く歌い上げた。全国ツアーは15カ所20公演で10万人の動員を予定。またこの日、10月16日に上海大舞台で単独ライブを行うことも発表した。

 [2010年7月4日20時30分]ソーシャルブックマーク