お笑いコンビ、8.6秒バズーカーら500人以上の大阪よしもと芸人が東京で漫才を行う「大阪よしもと漫才博覧会」(3月11~13日、赤坂・草月ホールで)の開催発表会見が12日、都内で行われた。

 「大阪よしもと芸人の、漫才師による、東京のための漫才博覧会」がコンセプト。総勢400組以上から厳選された250組500人以上が3日間の6公演で、漫才の本場・大阪で鍛えたイチ押しの爆笑ネタを披露するという。

 この日は、ベテランのテンダラーが博覧会に出演する期待の若手芸人を紹介。「ラッスンゴレライ」の言葉に乗るリズムネタでブレーク中の8.6秒バズーカーやバンビーノ、和牛、アキナ、銀シャリが1分漫才を披露した。大阪の「よしもと漫才劇場」でしか見ることのできない、8.6秒バズーカーとバンビーノのコラボネタも行われた。

 話題は、昨年4月の結成から1年もたたないうちのブレークした8.6秒バズーカーに集まった。この会見後だけでも、約10社の取材が入っている人気ぶりだという。芸人仲間から「すごいスピードだけど、このままカーブがうまく曲がれるか…」と声が上がり、「曲がれますか?」と質問が飛ぶと、田中シングル(23)は「その質問は怖いですね」と本音!?

 をポロリを漏らした。予想をはるかに超えたブレークぶりには、当人たちにも戸惑いがあるようだ。

 取材の最後に、いつもかけているサングラスを外すと、田中は「田舎の子みたいに愛嬌(あいきょう)があるでしょ」と、笑顔で自画自賛した。

 また、先日、ダウンタウンの松本人志がテレビ番組で「別に面白くはなかったけど」などと辛口のエールを送ったことに、田中は「それを受け止めて次も頑張っていきたい」と前向きに語った。