女優酒井法子容疑者(38)が所在不明になった後、髪を染めてから警視庁に出頭していたことが21日、分かった。捜査関係者によると、高相被告の逮捕後、髪染め液を購入し、出頭時には髪を染めていた。警視庁が毛髪約50本を採取して鑑定した結果、覚せい剤の陽性反応が検出されたが、反応はわずかだった。専門家によると、髪染めや脱色をすると、覚せい剤成分が付着する髪の毛の色素が抜けて反応が極めて弱くなり、検出が困難になることが多いという。同じ理由で髪を短くしたとの情報もあり、経緯を調べている。

 [2009年8月22日7時54分

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