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マンスリーマカオ

「ラストレシピ」など3作品が推薦マカオ国際映画祭

 今年2度目を迎えるマカオ国際映画祭。今年、日本からは、「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」(滝田洋二郎監督、二宮和也主演)、「オー・ルーシー!」(平柳敦子監督、寺島しのぶ主演)、「おじいちゃん、死んじゃったって。」(森ガキ侑大監督、岸井ゆきの主演)の3作品がノミネートされている。

◆会場…マカオ文化センター・マカオ科学館、恋愛・電影館、マカオタワー・コンベンションセンターなど
◆期間…12月8日(金)〜14日(木)

12月3日からマカオ・ショッピング・フェスティバル

クリスマス色に染まった世界遺産のセナド広場

 マカオでは、クリスマスとクリスマスイブは祝日となる。24日が日曜日にあたる今年は26日(火)が振り替え休日となり、3連休のクリスマス・ホリデーとなる。この時期は、街全体がイルミネーションとキリスト降誕のシーンで飾られ、パティスリーやホテルには伝統的なポルトガルのクリスマスケーキが並ぶ。旅行者にとってさらなる楽しみは、12月3日(日)〜31日(日)に開催される「マカオ・ショッピング・フェスティバル」だろう。IRやデパート、ショッピングモールなど21団体が協賛するこのイベントでは、商品を500パタカ(約7000円)以上購入すると、抽選に応募できる。

◆期間…12月3日(日)〜31日(日)

名作「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」のマカオ版

 世界で愛されるミュージカルの名作「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」が、マカオのローカルキャストを起用して上演される。150分間の上演は英語で、中国語による字幕付き。

◆会場…ザ・ヴェネチアン・シアター(ザ・ヴェネチアン・マカオ内)
◆期間…12月20日(水)〜翌年1月7日(日)※火曜休演
◆観賞料…288パタカ(約4000円)〜 ※3歳以下は入場不可

【世界遺産】厳かな雰囲気漂う大堂(カテドラル)

厳かな雰囲気を漂わせる大堂(カテドラル)

 12月、クリスマスムード満開となる中心地のセナド広場。そこから歩いて2、3分のところで厳かな雰囲気を漂わせているのが、大堂(カテドラル)だ。外装にしっくいを使ったグレー一色の外観は落ち着いた雰囲気だが、堂内に入れば、はっとするほど美しいステンドグラスに迎えられる。

 16世紀半ば、マカオに定住したポルトガル人は、日本と中国(明朝)との中継貿易で膨大な富を築くとともに、キリスト教布教を活発に行った。アジア布教の拠点となったのが、マカオ司教区を代表するこの大堂(カテドラル)だ。

 400年もの歴史を持つこの教会は、今も人々の心のよりどころだ。日曜に行われる広東語のミサはローカルのクリスチャンが集まり、毎年2月に行われる「パッソス聖体行列」では、キリスト教徒以外の人も訪れ大いににぎわう。

 12月は、目の前の広場にクレッシュ(キリストの生誕場面を再現した飾り)が登場。これも季節の風物詩となっている。

【芹沢コラム】ミシュラン選出「陳勝記」で広東料理

ミシュランのビブグルマンに選ばれた「陳勝記」

 11月30日発売の「ミシュランガイド 香港マカオ2018」のビブグルマン(300香港ドル=約4440円以内で楽しめるコストパフォーマンスの高いレストラン)に、マカオの9軒が選ばれた。掲載店を見てみると、たしかに安くて味に評判のあるところばかり。もっとも、マカオは人気店の多くがリーズナブルでおいしいのだが、世界的な基準で選ばれると、やっぱりうれしい。

 9軒のなかでも私がよく足を運ぶのが、コロアンにある「陳勝記」。村の中心にある「聖フランシスコ・ザビエル教会」の目の前にあるカジュアルな広東料理店だ。メニューは幅広く、軒先にあるいけすから魚を選び、好きな調理法でオーダーすることもできる。もちろん、言葉が分からなければ、メニューにあるものを指さしでもOK。私はここで、マカオの親友と食卓を囲むのが大好きだ。

 ところで、ほかのビブグルマン掲載店を見ると、あの店やこの店、お気に入りがたくさん。次にマカオを旅するときも、食べることに忙しくなりそうだ。




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