公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(14)が12日、愛知県体育館で開催中の大相撲名古屋場所4日目を観戦した。横綱白鵬と初対面後、生観戦した感想を話した。
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-初観戦?
藤井 テレビではよく拝見させていただいているのですが、生の観戦は2回目です。
-生観戦の感想は
藤井 気迫のぶつかり合いを生で体感して、自分もあれぐらいの気迫で盤面に向かっていかなければと思った。
-相撲を観戦して将棋のことが頭をよぎった
藤井 いえ(笑い)。相撲は一瞬で勝負が決まってしまうものなので。勝負にかける意気込みはすごかったです。
-横綱白鵬は大記録更新が目前に迫っている。会われた感想は
藤井 ただただ恐縮です。白鵬関のように堂々とした勝負ができるようにがんばりたい。
-なんと声をかけられた
藤井 第一声でかわいいねと言われました(笑い)。気さくに声をかけていただいて、うれしいです。
-扇子をプレゼントした
藤井 つたない字で恐縮なんですが、自分ももっと強くなって白鵬関のようになりたい。
-間もなく15歳
藤井 勝負の気迫を肌で感じた、それを将棋にもぶつけていきたい。
- 白鵬は見事な勝ちっぷりだった
藤井 激しい突っ張り合いの後に、にらみあうようなシーンが印象的でした。横綱の力の違いを感じました。
-相撲に詳しい
相撲は将棋を始めた5歳のころから見ています。前回、生で観戦したのは4~5年前に家族と。名古屋場所でした。
-注目される中学生になりました
藤井 まだまたです。実力が足りないです。
-好きな力士は
藤井 全般的にです。
-宇良関について
藤井 非常に独特のやわらかい相撲をされます。とても注目しています。