藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が復位を目指して伊藤匠王座(叡王=23)への挑戦権を争う、将棋の第74期王座戦挑戦者決定トーナメント(挑決T)1回戦の斎藤明日斗六段(27)戦が12日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手を決める振り駒の結果、歩が3枚出て藤井が先手、斎藤が後手と決まった。
後手の斎藤は昨年の第51期棋王戦、一昨年の第50期棋王戦と連続して挑戦者決定戦へと勝ち上がった。いずれも増田康宏八段に敗れて、タイトル戦初挑戦を逃している。昨年の棋王戦の勝ち上がりでは、同じ宮田利男八段門下の伊藤を下している。
今期の王座戦は2次予選からのスタート。1回戦で長谷部浩平五段を下すと、準決勝では同門の弟弟子で、1予から勝ち上がってきた本田奎六段を倒した。16人による挑決T入りが懸かった決勝では、昨年まで2年連続で竜王戦に挑戦していた佐々木勇気八段を破った。今回は一発大物食いなるか。
持ち時間は各5時間。12日夜には決着の見込み。

