希望の党が6日、衆院選の公約を発表した。憲法9条改正の議論を進めるとするも、自衛隊の明記は「国民の理解が得られるかを見極める」と方針は示さず、自民党のように考え方を明確に示さなかった。小池氏は9条に関する質問を幾度となく受けているが「9条だけでなく全体を見る」と言い続け、はぐらかし続けている。憲法に「原発ゼロ」も明記する。

 経済政策は安倍晋三首相が掲げる「アベノミクス」をまねて「ユリノミクス」と名付けた。消費増税を凍結し、300兆円に上る大企業の内部留保に課税する方針を打ち出した。ベーシックインカムも導入する方針だが、財源や他の社会保障が削られる心配の声が既に上がっている。「12のゼロ」という項目の中に「花粉症ゼロ」も掲げられた。スギの伐採を促進し、林業再生を目指すとした。