はちのへワイナリー(青森県八戸市)によるワイン初出荷記念セレモニーが17日、同市内の百貨店「三春屋」の店頭で開催された。はちのへワイナリー亀橋進社長(50)や小林眞市長(68)らが出席し、くす玉割りが行われた。

 八戸市は、2014年から南郷地区を中心にワイン産業を創出するプロジェクトを進めており、同社は17年に設立された。この日発売されたワインは白とロゼで、10月ごろには赤の販売も始める。

 「(八戸市を)日本を代表するワイン産地にし、ツアー客でにぎわう街になればうれしい。当社に続き、八戸から次々とワイナリーが誕生してほしい」と亀橋社長。18年度内に南郷地区に醸造工場を完成させる予定。