自民党の小泉進次郎衆院議員は、党の厚労部会長に就任が決まったことを受けて、16日までに自身のフェイスブックに「決意表明」のコメントを掲載した。

党部会長職は、農林部会長以来2度目だが、「予算規模もカバーする分野の幅広さも桁違いですので、初めて部会長に就任するという気持ちで臨みたい」と述べ、「厚労関係のニュースが報じられない日はないほど国民生活に深く関わる分野であり、その職責に重さにあらためて身が引き締まる思い」ともつづった。

進次郎氏は16年、「2020年以降の経済財政構想小委員会」として「レールからの解放」をうたい、人生100年時代を踏まえた社会保障政策に取り組む必要性を、党の同僚議員とともに訴えてきた経緯がある。「こども保険」の構想を発表したこともある。

今後については「具体的な制度設計の議論を進め、社会の安定と1人1人の安心や挑戦の支えになる社会保障の基盤をつくりたい」とした上で、「一部の声を代弁したり、一部の利益を優先することなく、国民全体の利益を実現する。そのために職責を果たしていきたい」とも記した。