バルト3国のエストニアで3日行われた議会選で、次点で落選した元大関把瑠都のカイド・ホーベルソン氏(34=同国出身)に繰り上げ当選の可能性が出てきた。

同じ選挙区で当選した別の候補が当選辞退の考えを地元メディアに示したため。同氏は17日、ツイッターで「ねんがんの こっかいぎいんになることができました。これからもガンバルトー」などと報告した。ホーベルソン氏は第2党に後退した中道左派の中道党から出馬。取材に「当選したら農家の後継者問題など農業分野に取り組む。また、日本とエストニアの懸け橋となって交流に一役買いたい」と話した。