プロ野球ヤクルトで活躍したスポーツライターの青島健太氏(61)は18日、さいたま市内で会見し、埼玉県知事選(8月8日告示、25投開票)に出馬することを正式に表明した。13日、自民党埼玉県連から出馬要請を受け、「立候補することを決断しました」と述べた。無所属での出馬となる。

青島氏は「『輝く埼玉をめざして全力投球!』」を掲げ、「6歳から草加市で育ち、埼玉が大好きです。そうした思いを県民と共有しながら、県民の意見を聞きながら、小さな声にも耳を傾けながら、埼玉をもっと魅力のあるところにしていきたい」と訴えた。

その上で「地方自治や行政に求められているのは、的確な、夢のあるストーリーと、その実現力だ」と述べ、「これほどやりがいのあるチャレンジはない。ひるむのか、大きく前進するのかを考え、前に進んでみようと決意しました」と説明した。

青島氏は13日に出馬要請を受け、「尻込みする思いは当然あるが、それに負けないくらい、埼玉はもっとよくなるはずとの思いもある」と、前向きな思いを述べていた。