宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、小型惑星探査機「はやぶさ2」から分離したカプセルが12月6日(日本時間1時30分ごろ)に地球に帰還するまでの工程表などを発表した。

「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で採取した岩石や砂が収納されたカプセルはオーストラリア南部ウーメラの砂漠地帯に着陸する予定だ。コロナ禍の影響で日本から現地入りするJAXAの回収チーム73名は出発前に2週間の隔離、2度のPCR検査をパスすることが出国条件となっている。現地でも到着から2週間の隔離を行うなど感染対策が徹底される。11月16日に現地入りする先発隊14名は24日から国内のホテルで自主隔離に入っている。