米大統領選で当選が確実になった民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)は7日夜(日本時間8日午前)、デラウェア州ウィルミントンで、「勝利宣言」を行った。米CNNなどが報じた。
バイデン氏は「私は分断ではなく、国民を統合する大統領になる」と述べ、共和党の現職、トランプ大統領の4年間で分断が進んだ米国民の修復につとめる考えを示した。「お互いを敵視することはやめよう。みんなが米国人だ。民主党と共和党は協力をしなければならない」とも訴えた。
今後については「まずは新型コロナウイルスの対策に取り組まなければならない」と主張した。
バイデン氏は民主党カラーの青いネクタイで、副大統領に選んだカマラ・ハリス上院議員に紹介されると、演壇までの「花道」を小走りで移動。マスクを外して演説に臨んだ。演説後には現役の英語教師のジル夫人、家族も演壇上に並んだ。
会場には車で来場した人が数多く詰めかけ、かなりの「密状態」に。バイデン氏やハリス氏のあいさつに、クラクションで応じた。演説の後には花火も上がり、ロックコンサートのような盛り上がりだった。
一方、トランプ氏は「敗北宣言」は出しておらず、投票の集計などで不正があったと根拠を示さないままの主張をして、法廷闘争に入る意向を示している。

