松江署は27日までに、新型コロナウイルス対策として国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京都港区の慶大生、鶴岡嵩大容疑者(22)を逮捕した。逮捕は26日。逮捕容疑は、共通の知人を介して知り合った、松江市の大学生の男と共謀。昨年7月、この男が受給対象ではないにもかかわらず、給付金を申請するよう指南。中小企業庁から給付金100万円を男の口座に振り込ませて詐取した疑い。署によると容疑を認めているという。

鶴岡容疑者は4年生で、捕手として野球部に所属していた。昨秋リーグ戦終了後に現役を引退。3年時の19年春に2試合に出場している。神宮デビューとなった法大2回戦では、代打で適時二塁打を放った。