野田聖子幹事長代行(61)は推薦人20人から10人以上を上乗せする議員票34票を誇った。「派閥のしがらみで身動きがとれないと言われている中、自由意思で動けたのが私を含めて34人いたことは1歩前進。自由民主党の自由をお届け出来た」と笑顔も見せた。

次期総裁選にも意欲を示した。「推薦が集まっていただければ、いつでも前へ行きます。応援してくれる方に無理をかけないために、一定のグループの中で活動出来たら良いと思っています。今回の中核の人たちと相談します」。今後の派閥入りも示唆した。

子ども、女性、社会的弱者への支援などを重要視してきたが「心の考え方の転換は伝えることが出来ました」と手応えは得た。「こども庁」新設などへの尽力も継続。「岸田さんは同期で誠実な方。答えを出すことに協力したい」。新総裁とも一致団結して党を盛り上げる意志を明かした。