10月の参院静岡補欠選挙で初当選した山崎真之輔議員(40)が10日、国会内で取材に応じ、写真週刊誌「FRIDAY」に掲載された一般女性との不適切な関係について「記事化されていることはおおむね事実」と認めた。

「当該の女性を傷つけてしまっていること、苦しい思いを長年にわたりさせてしまっていることに対して、心から真摯(しんし)におわびを申し上げたい。すべて私の責任」と頭を下げて謝罪。自身の妻に対しては「正直に話をした。当初は動揺して泣いてしまったが、妻は『乗り越えよう』と言ってくれて、支えてもらっている」と感謝した。

この日は初の国会出席で首相指名選挙なども経験した。議員辞職はせず、来年の次期参院選にも立候補する考えも明かし、「すべて私の若気の至り、心の弱さ、不徳の致すところだと認識している。すぐにお許しを頂くということは当然難しいとは承知をしているが、限られた任期の中で1つ1つ政治に向き合うことで、信頼を回復していきたいと思っている」と反省の弁を述べた。