8日にロシアの宇宙船ソユーズに搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に渡航する、ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(45)が7日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で前日会見を開いた。

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前澤氏は、民間人が宇宙に渡航する意義を問われると「行っていないので分からないけれど、宇宙から地球を見た時に、素晴らしい星に生まれたんだろうと思い、地球の大切さに気付くと思います」と口にした。その上で「未知の世界に民間人でも出て行ける、希望を与えられると思います」と笑みを浮かべた。日本人に何を伝えたいか? と聞かれると「今、会見も日本に配信されていると聞いています。宇宙って、こんなところだよと発信することで、日本の人にも宇宙のことを好きになって欲しい」と語った。

前澤氏はソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗し、ISSに渡航して12日間滞在する予定。ロシアで100日間の訓練も行い「100日間の訓練をして頂いたんですけど、これから100日も訓練できなくなると思うので、ロシアの訓練は勉強になりました」と笑みを浮かべた。ロシアの利点について聞かれると「ソユーズというロケットの圧倒的な歴史、技術を信頼しています」と強調した。