国民民主党と、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が13日午前、昨年12月以来、2度目となる合同勉強会を国会内で開催した。

新型コロナ対策などを中心に意見交換などを行ったが、夏の参院選へ向けて選挙協力や統一候補の擁立へ向けた動きを進展させているとみられている。

国民の玉木雄一郎代表は「さまざまに連携を深めていきたい。何よりも政策の一致、ともに取り組むターゲットが、しっかりしていることが重要」とし、都民ファの荒木千陽代表は「政策面で、まずは連携」などと明言こそ避けたが、参院選をにらんだ思惑は一致している。玉木氏は参院選の東京選挙区は「1議席を確保したい選挙区」と表明し、昨年10月の衆院選に候補者擁立を目指した都民ファも、国民との共闘は国政進出への大きな1歩となる。国民と都民ファは、今後も合同勉強会を開催し、積極姿勢で関係強化を進める。