ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が8日、ツイッターを更新。ロシア政府が日本や米国などを「非友好国」に指定したと発表したことを受け、「ジョージアと日本は非非友好国です」とツイートした。

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ティムラズ大使は両国の国旗を絵文字で並べて「ジョージアと日本は非非友好国です ガウマルジョス」とツイートした。「非」の漢字を2つ続けたことで「非友好国ではない」と主張したものとみられる。

「ガウマルジョス」は「あなたに勝利をささげます」を意味するジョージア語。あいさつだけではなく、ワインなどで乾杯する際にも用いられる。

同大使は「民主主義を守ろうと、ヨーロッパと国際秩序を守ろうと、立ち向かうすべての方に心から最大限の敬意を表したいと思います。現世、これまでにないぐらい高い反戦の意識があるのではないでしょうか。それを守り切るために戦うことになんら矛盾は感じません」ともつづっており、ロシアのウクライナ侵攻に対する批判的な見解を示した。

ジョージアは、ウクライナと同様に旧ソ連に属していた経緯がある。その後、08年にロシアの軍事侵攻を受けるなど、ウクライナと同様の境遇におかれた。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月24日の翌日夜、ジョージアの首都トビリシではロシアを抗議するデモが行われ、市民3万人が参加した。