北海道・知床半島沖で遭難した観光船「KAZU 1(カズワン)」(19トン)の事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の関係者が「事務所の無線用アンテナが折れている」と以前からカズワンの豊田徳幸船長(54)に指摘していたことが27日、分かった。知床遊覧船の使用していた無線はアマチュア無線だった。

国土交通相海事局安全政策課によると、旅客船舶には無線設備を設置することは義務化されていないが、非常時に通信可能な携帯電話、もしくは衛星電話を用いることは運航会社それぞれの判断にゆだねるとしている。

また、総務省の規定ではアマチュア無線は業務に関連する使用は認めていない。緊急非常時におけるボランティア活動においての使用に関しては容認されている。