サッカーの元日本代表MFで長野・飯綱町で農場経営をする石川直宏さん(41)が5日、東京・築地場外で自ら育てたトウモロコシを持ち込んで「食のイベント」を実施した。現役選手のころから食への感心が強く「ちゃんと食べることから試合は始まっている」と考え、農業の大事さを広く伝える意味もあって、2021年から農場経営に乗り出した。
4日午前5時から畑に出て糖度19度の「プレミアムみらい」という甘いトウモロコシを約300本収穫した。「先の方まで粒がしっかりあるもの30本を厳選して配送しました。自信作です」と石川さん。場外で市場機能を持つ築地魚河岸3階フードコートでは、石川さんのトウモロコシをしょう油で焼き、冷製スープに仕立て、クリームコロッケでこんがりと揚げた。午後5時の売り出しとともに完売。「近い将来、築地の青果店で僕の作った野菜を扱ってほしい」と笑顔をみせた。【寺沢卓】

