FIFAワールドカップカタール大会で、運命のスペイン戦を12月2日午前4時(日本時間)に控え、宅配ピザチェーン店の「ドミノ・ピザ ジャパン」は29日までに、一部店舗で営業時間を午前5時まで延長することを決定した。

延長を実施するのは、東京13店舗、神奈川2店舗、埼玉2店舗、長野1店舗、愛知1店舗、大阪4店舗の計23店舗。通常午後11時~翌日午前1時に閉店するところ、午前5時までの営業にシフトチェンジ。スペイン戦が行われる12月2日に限った特別システムだ。W杯期間中は店員を3~7人増員しているという。ドミノ・ピザ ジャパンは「アツアツのピザで熱量をあげていただき、みんなのアツい想いをカタールに届けていただければと願っています」とコメントした。

日本ピザハット(横浜市西区)は、スペイン名物として知られるイベリコ豚の厚切りベーコンなど、11種類の肉を1枚のピザに盛り込んだ「サムライ ミートイレブン」を期間限定で販売している。また、ピザ3枚やサイドメニューなどをまとめられ、サッカーコートにも変形する箱「ピザハットトリックBOX」も販売。スペイン戦は通常通りの営業時間で行うが、ドイツ戦が行われた23日やコスタリカ戦の27日の売り上げは、昨年の同じ日に比べて約1・7倍となった。サッカーの関連商品は試合前日に比べて約3倍の注文があったという。【沢田直人】