作家の乙武洋匡氏(46)が9日、ツイッターを更新。動物愛護団体によるクリスマスチキン購入自粛の呼び掛けに疑問を呈した。

乙武氏は、動物愛護団体が東京・渋谷のケンタッキーフライドチキン店舗前で行ったデモについて報じた記事に言及。記事によれば、デモを行ったメンバーはサンタクロースに扮し、「ヴィーガンになってクリスマスにチキンを食べるのをやめよう」と通行人に呼びかけたという。ヴィーガン(完全菜食主義者)とは、食生活において徹底した菜食主義を実践する人のことで、チキンなど肉や魚に加え、卵や乳製品なども口にしないとされる。

乙武氏はこの団体の呼び掛けに対し「こうした活動によって『わかった、もうチキンは食べないよ』と思い直す人がどれくらいいるのだろう」と疑問を感じた様子。「ぜひ、エゴサしてみた上で彼らの見解をお聞きしたい」と、ネット上の反応に対する同団体の考えに興味を示した。

この投稿に対し、ツイッター上では「こういうのは逆効果にしか思えない」といった声や「この人らの是非は置いておくとして、一人でも思い直す人がいたりsnsで活動が広まれば成功なんじゃないですかね?」活動に対する賛否が分かれたほか、「営業妨害だろ」といったコメントも見られた。