来年4月9日投開票の大阪市長選に向け、政治団体「大阪維新の会」が公認候補を決める「予備選」の投票開票が10日、大阪市内で行われ、最終選考に残った党幹事長の横山英幸・大阪府議(41)が党政調会長の岡崎太・大阪市議(55)を上回る支持を集め、市長選の公認候補に決まった。来年4月に任期を終え、政界引退する松井一郎大阪市長(前党代表)の後継候補となる。
投票結果は大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事(47)が発表。その後、吉村氏と会見に臨んだ横山氏は「府市を二重行政に戻してはいけない。これまでの改革の流れを受け継いで、それぞれを拡充していきたい」と意気込みを語った。
大阪市中央区の展示場「マイドームおおさか」には、10日午前9時に一般党員向けの投票所が開設され、同日午後5時に投票が締め切られ、開票された。投票権を持つのは、府内に住む日本維新の会の党員と、所属議員ら特別党員、LINE(ライン)に登録した「ライン党員」。
予備選は松井氏の意向で導入され、9月に府議や市議計5人が立候補。2次選考で、松井氏や吉村氏のほか、元ニュースキャスターの辛坊治郎氏ら外部有識者3人を含む選考委員会が横山、岡崎両氏に絞り込んだ。
横山氏の知名度は低いが、吉村氏は「僕が大阪市長になったときはまったくの無名だった」と話し、「熱量だと思う。熱量を持って政策に取り組んでいく姿勢、実行していく努力、これが発信力だと思っている。大事なのは政治家なので、これをやりたいという熱量だと思う」と力説した。

