侍ジャパンの切り込み隊長ラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)の由来する埼玉・東松山市がWBCの熱気が持続している。26日はヌートバーのモノマネを担当し「ノートバー」を名乗るお笑いタレント、クロワッサン。(41=ちょいまねジャパン野球部リーダー)が、東松山市の「とんかつぼたん」でヌートバーを意識したメニュー「ペッパーミルカツ丼」(1200円)を実食した。

厚切りロースカツに目玉焼きのように黄身と白身がはっきりと分かれた卵でとじて、食べる直前にペッパーミルでガリガリとコショウを削る。「なぁ~んですか、これ。コショウの香りがたまらないスね。カツ丼と削りたてのコショウがこんなに合うなんて衝撃ですよ、これはスゴい」とあっというまに平らげた。

磯部正一代表(49)はカツ丼の説明をすると思いきや「クロワッサン。さん、私、田中のマー君に似ているって言われるんですよ」とちょいまねジャパン野球部にそれとなく入部したいような口調。意外にもクロワッサン。は「おお、ヌートバーが日本代表になりたいと思ったのは、ハンカチ世代が高校日本代表として米国遠征した時に、バットボーイをやって仲良くなったから。いいねぇ~、マー君」とうち解けていた。【寺沢卓】